鉛フリーの重要性

環境問題・鉛の人体に及ぼす問題

WHOの水道水質基準の改正

WHOの飲料水水質基準ガイドラインの改正により1992年12月に厚生省令から水道水質基準が大幅に改正され、鉛の水質基準値が0.1mg/l→0.05mg/lに見直されました。そして、2003年に0.01mg/lに基準が改正され、それまで多くの給水部品の材料として使用されていたCAC406ではその水質基準を超えられなくなりました。

人体に及ぼす影響

最も初期に表れる症状は疲労、睡眠不足及び便秘です。さらに鉛を多く摂取すれば腹痛、貧血、神経炎等の症状を表わします。さらに大量の鉛化合物を取り入れれば最悪の脳変質症を起こします。

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環境を考えたビワライトの特性

ビワライトの特徴

  1. Bi(ビスマス)やSe(セレン)などの高価で稀少な化学物質を使用しないので、コストアップが少ない。
  2. ザク巣の発生が少なく、鋳物の流動性が良好。
  3. 化学成分の量や配合比率を調整することにより、要求する強度や伸びの鋳造品の製造が可能で、用途拡大ができる。
  4. 一定の化学成分を前もって廃合したインゴットにより、簡単に鋳造ができ、歩留まりが良好。
  5. 特殊な化学成分を使用しないので、リサイクル、再溶解が可能。
  6. ローズ指令にも適合。
  7. ロウ付けが可能である。
環境イメージ

環境、人体への影響は……

ビワライトのロウ付け

ビワライトのロウ付け

環境を考えるからこその素材

我々は未来を創造します。この鉛を含まない青銅により人体への影響をなくし、リサイクルできる利点から環境にも優しい素材を提供することをお約束します。
希少金属を使うこともないので、安価で従来よりも将来的にコスト削減にもつながります。